2014.05.01
3月26日の「ダイヤモンドオンライン」に、「あなたの『残業』はブラックか?チャンスか?非能率か?」という記事が掲載されました。
「ブラック企業」が問題視されている昨今、「残業」と聞くと悪いものだというイメージを抱く人が多いかもしれませんが、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
「ダイヤモンドオンライン」によると、「残業=悪いもの」と考えている人は多いのですが、一方で、「残業=自分にたくさん仕事があり、それは自分が大いに役に立っていることの結果」と考える人も多いそうです。
それでは残業が悪いもの(ブラック残業)かそうでないものか、どこが異なるのでしょうか。記事によると次の5つの条件が「ブラック残業」として挙げられていました。
- 残業するかしないかの選択権が働く側に事実上ない残業
- 翌日の仕事に悪影響があるくらいの時間とストレスを伴う残業
- 残業時間に対してほとんど残業代が支払われていない残業
- 仕事の経験値としてプラスになっていない内容の残業
- 将来、昇進や仕事のグレードアップが期待できない会社での残業
仕事に対するやりがいや将来に対する明るい展望がある場合は、残業をあまり苦と思わずに取り組めるのかもしれません。
ただ、そのような場合であっても、法律上、残業代は必ず支払われなければなりません。
残業代の請求は、労働者に認められている正当な権利です。
現在、残業代の支払いがなされていない方、専門家の力をかりて、働いた分だけの対価を取り戻してみてはいかがでしょうか。